卒業生インタビューvol.2

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何度も何度もフラれ、
でも諦めずにチャレンジ。
スタッフの声に励まされて。

今回ご紹介するのは、女性が入会して最初に紹介された男性を気に入りアプローチ。ご縁に繋がらなかったにも関わらず、一年後に再会したパーティーで雰囲気が変わった彼女に惹かれ交際スタート。現在、事実婚カップルとして幸せに暮らすお二人です。

男性:69歳:神戸市在住・死別/週二日は京都の大学へ、その他の日はプールやエッセイ教室に通われている。先日、書かれたエッセイが、2017年神戸新聞文芸、エッセイの部で年間最優秀賞を受賞。

女性:58歳:当時川西市在住(当時)・離別/現在は、本を読んだり料理をしたりとゆったりとした生活。また、ウォーキングしたり心身とも健康。コーラスに月一度通い、川柳などの趣味の時間も持っている。

Q:ご入会のきっかけは?

横浜から神戸に転居。女性と知り合う機会もなく、資料請求して入会。

会社を退任後、長年暮らした横浜に残るか、生まれ故郷の京都に戻るか、それとも初任地であった神戸に住むか悩みました。前妻は十数年前に亡くなっていましたので、これからの人生を考えて、「大好きな京都の街を歩く生活がしたい」と思い、京都へも通える神戸で暮らすことに決めました。
 神戸に住んで一年ほど経った頃、思い切って結婚相談所に入会しました。一人暮らしで殆ど会話がない生活。これはダメだと思ったのがきっかけでした。ただ、最初に入会した結婚相談所が事務的な応対だったのですぐに退会。森羅倶楽部はとても感じが良く、また気持ちに寄添ってくれるような対応だったのですぐに入会を決めました。

子どもも自立し、これからの人生を考え、入会を決めました。

子どもが三人とも就職。上の子も結婚するなど自立してきたため、これからは自分の人生のことを考えようと思い、インターネットで森羅倶楽部を見つけて資料を請求しました。すぐにお電話を頂き、その日のうちにサロンに行き、入会を決めました。こうと決めたら行動するタイプなのと、電話を掛けてきてくださった方の対応がとても良かったことが入会の決め手でした。

Q:ご活動の様子は?

できる限りイベントに参加。活動は新鮮で、知らなかった世界を体験できました。

これまでの自分の生き方を変えるつもりで、森羅倶楽部のイベントは出来るだけ参加しました。飲み会、クルージング、ランチ会、大人の出会いパーティーなど、時間が許せば何でも参加していました。退職した男性にとっては女性と関わる場所は殆どないのですが、それだけに森羅倶楽部での活動はとても新鮮でした。僅かな料金で女性の方々と話ができるのは本当に貴重な機会を頂いたと思います。そして、自分の知らなかった世界を体験することができました。

色々なイベントに参加。参加者と仲間意識も生まれ同志のような気持ちに。

入会後、サロンパーティーの他、夕食会やワインパーティーなど色々なイベントに参加。顔見知りの方もできてきました。皆さん、出会いを求めて一歩踏み出している方ばかりということもあり、仲間意識も生まれて同志のような気持ちでした。今となっては良い思い出です。ただ、入会した頃から仕事が忙しくなり、ちょっとずつ疲れがたまっていきました。

Q:お出会いのきっかけは?

何度か申込んで貰ったが、好みじゃなかったのと、印象が良くなくお断り。

彼女からお引き合わせの申込みを一度貰ってましたが断っていました。小柄な方が希望で彼女は背が高く、気が進まなかったんです。
 サロンパーティーで会った際も、彼女からはお引き合わせの申込みが入り会ってみたのですが、なんとなく暗い雰囲気で、仕事の愚痴話が多かったので印象は良くなく、その時もお断りしました。
 その後、たくさんの方にお会いさせていただき、お付き合いに繋がる方も何人かおられましたが、なかなか「この人に決めよう」と思えるような方には出会えませんでした。亡くなった前妻の存在が大きかったことも理由の一つです。

尊敬できる方だと思い、申込んだものの断られる、その後も二度目もお断り。

入会して初めて送られてきたプロフィールが彼だったんです。そのカードに「四十年間、勤め上げました」とコメントがあり、また立ち姿のプロフィール写真を見て「尊敬できる方だ」と思い、申込んだのですが、見事に断られました(笑)半年後、サロンパーティーでもお会いしたのですが、マッチングしませんでした。それでもスタッフの方の励ましもあり、もう一度私の方から申込みをしてお引き合わせの場をセッティングして貰いました。でも、その時も断られてしまったんです。

Q:お付き合いのきっかけは?

前回の印象とは違い、別人のようでした。今度はこちらからお申込み。

なかなか良いお相手が見つからない中で参加したパーティーでまた彼女と会ったんです。ところが、前回お会いした時と印象がまるで違いました。とても明るい雰囲気で別人のようでした。スタッフの方からも「彼女は相性ぴったりですよ」と言われていたこともあり、今度はこちらからお引き合わせを申込んだんです。

再会するも気まずくて・・・でも今度は彼の方から申込んでもらいました。

何度も断られていた彼とパーティーで再会しましたが、気まずくて正直嫌でした。ところがパーティー後に今度は彼からお引き合わせの申込みが入ったんです。フラれ続けた彼でしたが、やはり最初から気になっていた方だったのでお受けしました。

Q:現在の心境は?

出会いはご縁とタイミング。スタッフを信じて続けていくしかありませんね。

何度断っても「絶対合いますよ!」という森羅倶楽部のスタッフの方の後押しが大きかったと思います。最初に考えていた条件に彼女は殆ど合わないのですが、結局は相手の人柄でしたね。現在、事実婚として同居しています。毎日夕食の際に五品のおかずを作ることを日課としていたのですが、やはり中身が違いますね。美味しいです。また、台所の様子を見た時に、出来たての料理を少しでも早く出そうとする彼女の愛情を感じました。いつもそばにいてくれることの暖かみ、くだらないことでも話ができる精神的な安定感を得られ、彼女に感謝しています。

ダメだと諦めず愉しめた。色んな出会いがすべて宝。続けていれば縁が繋がる。

お付き合いが始まって、初めて家に行き、前の奥さんの遺影を見て、こんな方が奥さんだったのなら、大丈夫だと思いました。家族にも紹介して、私が彼の住む家に引っ越しました。実際に一緒に住んでみても思っていた通りの方でした。色々なことが相談できますし、的確な答えをもらえる安心感がありますね。続けていれば縁がある人にきっと出会えると思いますよ。

FROM STAFF

男性は死別した奥様をとても大事に思っておられ、お相手女性とどうしても比べてしまう所があり、お付き合いはともかく再婚は正直難しいのでは…とご紹介を難しく感じたことも。そんな中、男性が今まで歩んできた人生や、奥様の事を含めて丸ごと愛し、男性のご家族に対して尊重の姿勢を崩さない彼女の優しさが決め手になったのかなと思います。同じお相手でも、お会いするタイミングやその時の状況によって、分からないものですね。