卒業生インタビューvol.3
お互い再婚同士、
私たち結婚式を挙げました!
ご主人のご希望で入籍だけでなく、結婚式まで挙げられたご夫婦。
最初は嫌がっていた奥様も、衣裳合わせをしているうちにだんだんとその気になってきたとか。
男性:70歳:明石市在住・離別
日頃は、ボランティア活動で忙しくされているとか。趣味はカラオケと旅行。
女性:64歳:神戸市在住(当時)・死別
現在も結婚前にされていたお仕事を続けられている、しっかりものの奥様。
Q:ご入会のきっかけは?
六年ほど前にご主人を亡くされた奥様のR様が、森羅倶楽部を知ったのは掲載されていたフリーペーパーの記事でした。「シニア世代に特化されていましたし、どんなところか興味を持ちました」。その後すぐに入会。
ご主人のN様が森羅倶楽部の存在を知ったのは職場の同僚からの紹介でした。
独身の同僚の方がネットで調べた中に森羅倶楽部があり、「よさそうな会社があるよ」と教えてくださったそうです。ご主人はすぐに資料をご請求。ご来店くださりご入会いただきました。奥様が年ご入会されたその一年後のことでした。
ご主人は若い頃に一度結婚していたもののすぐに離婚され、それ以来三十年ほど独身で過ごされてきました。ご同居されていたお母様はN様の結婚を何より願っておられたようでした。
「母はその当時八十代後半。結婚後はその母と同居して頂ける方、というのが条件でした」。
Q:お出会いのきっかけは?
ご主人はイベントが苦手だったようで、殆ど参加されず毎月紹介されるプロフィールの中で気に入った方とだけお会いされていました。逆に奥様はイベントの参加を主な活動とされていました。サロンパーティーや遠足などたくさんのイベントに参加され、同性のお友だちもたくさんできたようです。「参加したイベントはとても楽しかったです」とおっしゃっていました。
そんな中、お二人の出会いは、ご主人の元に奥様のプロフィールが届いたことがきっかけでした。
「プロフィールを拝見し、お会いしたいなと思いました」とご主人。対する奥様はちょうど活動して一年が経ち、イベントは楽しんでいましたが、契約を更新しようか迷っていたといいます。ご主人のプロフィールを見られて更新(お会い)することを決められました。「良い方のようだったのでお会いすることにしました」。今思うと、あとひと月ご紹介が遅かったらお二人のお出会いはなかったかもしれませんね。
Q:ご結婚に至った経緯は?
ご主人のお母様にはご挨拶していたものの、奥様は森羅倶楽部でのご活動もご主人とのご交際のことも二人の息子様に伝えておられなかったよう。そこでお付き合いから一年以上経ったある日、自宅に帰省していた息子様二人を座らせて報告したそうです。「実は付き合っている人がいるんだけど・・・」。思いがけない言葉に二人の息子様は目を丸くして驚かれたそうですが、意外と反対はなく、上手くいったら良いなと応援してくれました。
息子様の了解を得た奥様は早速ご報告の電話をされたそうです。「子どもたちに話をしてうまくいったよ」、そして続けざまに「プロポーズしてくれないと返事できないよ」。その言葉にご主人は「結婚してください」と、お電話でのプロポーズとなりました。
Q:結婚式を挙げられました。
「いい歳だし入籍だけでいい」という奥様に対して、「ケジメなのでちゃんと結婚式を挙げたい」というご主人の言葉通り、正式に結婚式を挙げることになりました。最初は気が乗らなかった奥様も「式場を選んだり、着物を選んだりしているうちに、だんだんその気になってきました」とのこと。
結婚に対する奥様のご友人の反応は、応援と心配が半々でしたが、「まだまだ人生長いから、いいんじゃないの」という声が多く、また式当日は「結婚式に参加するのは自分の娘以来です」という言葉も。
残念なのは、息子の結婚を心待ちにしていたご主人のお母様が体調を崩され式に参列できなかったこと。そして式の二ヶ月後に他界。N様の結婚を見届け安心して旅立っていかれたのですね。★
Q:メッセージをお願いします。
「一緒に話が出来る方とこの年齢で出会えたことは本当にご縁だと思います。ご先祖から授けてもらった縁かなと思っています」とご主人。
奥様は、「プロフィールを見ただけでは本当に分からないですね。会ってみないと分からないです。プロフィールで良いなと思っても、実際会って、ショックなことや落ち込んだこともたくさんありました。でも縁ですね、諦めないで続けないと縁はやってこないですね」。
旅行がふたりとも好きなので、これからも色々と行きたい場所があるようです。また、もうすぐ奥様にとって初めてのお孫様が生まれる予定で、ご主人も楽しみにしておられるようです。
これからもお二人仲良く、お幸せに暮らしてください!
FROM STAFF
いつもにこにこしていらっしゃって、おっとり穏やかなお二人です。男性のお母様とのご同居が条件の場合、躊躇される女性が多いと思うのですが、お二人とも良いご縁があればご結婚も視野に入れてご活動されていましたので、その辺りはスムーズに進まれた印象でした。インタビューの間も、奥様がさりげなくご主人をサポートし、立てていらっしゃるご様子を拝見して、天国のお母様も安心されていらっしゃるだろうなと感じました。