デートの支払いに関する考察

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デートの支払いに関する考察

以前もこのコラムで取り上げたことがあるのですが、よく話題に上るのでもう一度取り上げたいと思います。

それは「デート代のお金をどうするか」という話です。

40・50代以上の方々は「デート代は男性が支払う方がカッコ良い」と思う傾向があるように思われます。

とは言え、割り勘が浸透している20・30代のカップルでも、「デートの時は男性が奢るべき」と考える女性も多いように思われます。

男性が多めに払うといういわゆる“女性割会計”も、仲間内の飲み会の場合には女性の心証も良いのですが、1対1のデートの場合はあまり有効ではありません。

「割り勘にされた」という印象しか女性は持ちません。

しかし、改めてなぜこの「男女平等」が叫ばれ、女性も仕事を持って収入があるこの時代でも、デートになると男性に支払って欲しいと思う女性が多いのでしょうか。

「御馳走してくれる=男性が自分のことを大切に想ってくれている」と感じる女性が多いからではないでしょうか。

ただ、自分の経験則や会員の方々の話を聞いていると、早くお相手を見つけていく女性は、デート代を割り勘、もしくは自分も払おうとする姿勢の方が多いのが事実です。

それは、男性を立てつつ、優しい気遣いができる女性が男性から選ばれていくということなのです。

だからと言って、男性陣に注意して欲しいのは「この男には絶対に借りを作りたくない」という場合も、女性は割り勘にします。愛のある割り勘か、借りを作りたくない割り勘か。

男性の方々は、その見極めは必要です。

男性の立場から言うと、奢る場合は「余程気に入った場合」と、「もう二度と会いたくない(この女性に借りを作りたくない)場合」です。

女性の場合とは反対ですね。

もちろん、男性の中には「男性が出すのが当たり前」という粋な方も多いので一概に言えませんが・・・。

いずれにせよ最悪なのは、1円単位まで割り勘にする男性と、出して貰って当たり前という顔をする女性です。

せめて、財布から出す“フリ”だけでも・・・。