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みなさまはどんな年末年始をお過ごしだったでしょうか。

私は、年末は連チャンで忘年会があり、年始は実家に行っただけで、その他は録画していたものの、ずっと見れていなかった映画をたくさん見て過ごした正月でした。

有名な「嵐が丘」や「ボルサリーノ」を今頃やっと見たほか、キャサリン・ヘップバーンの「招かれざる客」や、「悲しみは空の彼方に」という人種差別絡みの映画から、真珠湾攻撃を描いた「トラ・トラ・トラ!」など、節操ないセレクションで、古いモノを中心に見てました。

特に映画好きという訳ではないのですが、見た映画はどれも素晴らしく、学ぶことも多く、そんな名作がまだまだたくさんあるかと思うと、これからまだまだ楽しみです。

年末の忘年会は長年続いている恒例の会が多いのですが、とりわけ今回印象的だったのは、コロナ禍のため一年だけ開催が無かったものの、それ以外はずっと欠かさず続いている、一昨年がちょうど三十周年記念の忘年会でした。

メンバーは、サラリーマン時代の上司、先輩、後輩、そして当時から公私共にお世話になっていたブレーンの方々の計六名。

もちろん昨年末も開催されたのですが、いつもは六名のメンバーが今回は四名に減ってしまいました。

お一人の方が、前回の忘年会の四日後に、急性心不全で亡くなられてしまい、もう一人の方はその半年後に、不慮の事故に遭い半身不随となってしまわれ、参加が叶わずだったのです。

みな良い年齢ではあったので、いずれはと覚悟していたものの、さすがに早過ぎます。

ショックが大きすぎます。

年始に見た数々の映画の主人公たちも、古い映画が多かったので、今や鬼籍に入られた方が殆どでしたが、アラン・ドロンなど、スクリーンの中では永遠であり、いつまでも憧れの世界最高の二枚目です。

しかし、生身の私たちはどんどん歳を取って行きますし、今は永遠には続きません。

また、先のお二人のようにこれから何が起こるかわかりません。

だからこそ、「今この瞬間を大切にしなければ」と、そして「今出来ることは今しないと」という想いが年々強くなってくるのでしょう。

私もあと何年、生きられるか分かりませんが「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学びたい」と改めて思い直しました。