人生観が変わるような出来事。
これまで人生観が変わるようなことは?と聞かれて思い出すことが二つあります。
一つは父が亡くなった時のこと。
もう一つは初めてインドに行った時のことです。
父が死んだ時、今となってはバカみたいな話ですが、「まさか自分の父が死ぬなんて想像もしてなかった」ので、本当に衝撃でした。
そして父が亡くなって感じたのは、父はこの世には存在していないが、自分の胸の中に生きている、ということでした。
インドは、サラリーマンを辞めた時に、独立して十年やれたら、仕事を1ヶ月休んで(金髪?にして)インドに行こう!と決めていました。
沢木耕太郎や藤原新也の影響大です。
そして、独立後十年経った年にその目標の通り、憧れのインドに行ったのです(実際は行くのにかなり逡巡しましたが)。
1ヶ月は無理でしたが、二週間仕事を休み、金髪ではなく茶髪で誤魔化してインドに行きました(初一人旅でした)。
インドはもう驚きの連続で、まさに人生観が変わりました。父が亡くなったのは15年前、インドに行ったのは14年前のことです。
そして最近、もう一つ人生観を大きく変える出来事がありました。
高校時代の先輩が亡くなったことです。これまでにも亡くなった同級生や先輩も何人か居ますが、人生観が変わるまでショックを受けたのは、その先輩が、ガン発覚後、わずか半年足らずで亡くなってしまったからです。
最近、この年齢になって大型バイクの免許を取ってハーレーに乗ったり、ペースを上げて色んな山を登ったりしているのは(近々七霊山制覇予定)、その先輩の死が大きく影響しています。
行きたいところや、やりたいことを、半年後に先送りしても、その時には命が無いかもしれない!と思うようになったからです。
その先輩は、自分より学年が一つ上の軽音楽部の先輩で、自由気ままに生きてきた人でしたが、とってもショックでつくづく明日は我が身だと実感しました。
やはり、(昔からの座右の銘の一つである)ガンジーの名言通りに生きないといけないな、と改めて思った次第です。
「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」