会員の方とお話する機会があると「なかなか良い人が現れない」という嘆きの言葉をお聞きすることがあります。

そんな時は、逆にこうお聞きしています。「今まで何人の異性を好きになりましたか？」「その内、何人の人と相思相愛になりましたか？」と。

当然ながら人によると思いますが、三桁行く人は居ないと思います。

ではそれは何人会った異性の中でだったでしょうか？ちょっと古いですが、お笑い芸人の「ブルゾンちえみ」が「地球上に男は何人いると思ってるの？……35億」と言うネタがありましたが、35億は言い過ぎとして、かなりの数字になると思います。

例えば自分が高校生の頃、クラス内の異性の数はおよそ20名。学年が9クラス（自分たちは丙午で少なかった）だとして180名。違う2学年も加えると540名もの異性がいたことになります。丙午でなければプラス120名です。その中で、好きになった（好きになれた）人が何人いて、相手も自分のことを好きになったのはどれほどの割合でしょうか。

自分的に言うと、ちょっと赤裸々トークになりますが、540名のうち、私が好きになった女性は４名。そのうち二人と付き合いました。つまり付き合えた確率はなんと270分の一なのです（高校時代限定で）！

よく人と人との出会いは奇跡だといいますが、本当にそう思います。

ましてや伴侶やパートナーになる相手との出会いとなると、それは奇跡中の奇跡でしょう。

ですから、パートナーや結婚相手を探すことが目的でご入会頂いていますので、それがなかなか果たせないと、悲観してしまうこともあると思います。

しかし、そんな簡単にはいかないというのが、この数字を見ても理解頂けると思います。

とは言っても、入会後数ヶ月で見つかる方もおられれば、なかなか見つからない方もおられます。でもそれが、決して、その方に魅力があるとか無いとかは関係なく、成功の法則はないのです。

パートナー探しは相手があってのことで、自分ひとりの努力ではどうにもならないことの方が多く、運と縁によるところが大きいのです。

つまり、諦めずに頑張り続けること。これしかないのです。